USB DAC用の内部USBケーブルを新たに作りました。
USB DACに関しては先日プチノイズ対策を主眼に置いて色々と手を入れてその時リセット機能付きのUSBケーブルを作ったんですが、プチノイズの原因にUSBプラグ部分からの放射ノイズも考えられたのでもう少しコンパクトにしてDAC ICから距離を離せないかと言う事で注文していたパーツが揃ったので実行しました。
プチノイズ自体はUSB I/Fカードの導入で概ね解決したのでそのままでも良いんですが、パーツが届いた以上やっておこうかと。
コンパクトなUSBプラグはAliExpressで購入しました。そのままだと足のピッチがユニバーサル基板とはあわないので広げて無理やり合わせます。
リセット回路は以前の物と同じですがフォトリレーをTLP241Aに、CRD(定電流ダイオード)を5.6mAの物に変更しています。
各パーツを基板に取り付けてケーブルも適当な長さにして取り付けます。USBケーブルのドレイン線はUSBプラグの外枠のシールドにちゃんと繋いでおきます。この基板自体のシールドは後回しです。
USB DACに取り付けて動作確認をします。シールド板のネジと干渉する部分があったので切り落としました。DAC ICに覆いかぶさるようになっていた以前の状態からは改善されました。
プチノイズはこの時点で若干減ったように思います。動作と効果が確認できたところでシールドを設けます。
シールドと言っても基板裏をテープで絶縁して銅箔テープを貼っただけです。それをUSBのシールドと接続します。銅箔は剥き出しでもショートの心配が無さそうなのでそのままにしました。
プチノイズは…変わりませんね。きっとシールドしないよりはマシでしょう。
念のためI2Sケーブルのコネクタ部分も銅箔テープでシールドしました。何にも繋いでいない浮いた状態のシールドですが。
特に変化はありません。こんなもんでしょう。