机の縁を拡張するテーブルを作りました。
デスクライトを机の天板にクランプして使っていたんですが、もう少し外側に、もう少し高くと思いそう言った設置が出来るミニテーブルを作ってみました。
木の板と机の天板の間に2x3材を挟んでクランプすると言うだけの単純な物ですが、デスクライトのクランプ用の簡易テーブルとしては十分な物ができました。
試作
まず安直に適当な天板(杉古材)に、足と言うかスペーサーとして2x3材(何かに使って放置してた切れ端)をサイズを合わせてカットしてクランプしてみました。
クランプ1つでも固定力は十分でしたがデスクライトを動かすとやけにぐらつきます。天板を固定してないからだろうと2x3材と釘(鉄の丸釘の頭を潰した物)で固定しても改善しないのでよく見ると、どうも板が柔らかいようで結構しなります。
また画像でも明らかなようにクランプのボルトが物凄く邪魔です。本来反対に付けるところ、机の側面に取り付けた棚板と干渉するのでこの向きでしか取り付けられません。しかも飲み物がありません。これは何とかしないといけません。
修正
と言う事でクランプの改造です。クランプはAmazonで買ったSUN UP 工作台用クランプ 大 CS-15という物です。このクランプの固定用ボルトがM10なのでM10のボルトと薄型(3種)の同ナットを購入しました。どちらも質感重視で鉄素地の物にしました。
このクランプのボルトは簡単に外せるようになってません。押さえ金具の抜け防止にボルトの先端が広げられています。この広げられた鍔の部分をプライヤーで挟んで金槌で叩くと言う作業を何周かしてやっと押さえ金具が抜けました。グラインダーで切った方が早かったかな…
これで無事クランプにM10ボルトとナットが取り付けられます。ナットは押さえ金具の代わりです。
続いて天板のしなり対策をします。天板と2x3材に棚受け金具を取り付けてしなりとガタつきを防ぎます。
棚受け金具はサビサビの棚受け金具を購入しました。天板に合わせてヤレた*1物にしました。にしてもサビサビ過ぎるのでワイヤーブラシで錆びを落として椿油を馴染ませておきました。椿油は臭いも少なく酸化しにくく鉄に良く馴染むので使いやすいですね。ちょっと高いけど。
この金具をテーブルの裏面に取り付けます。取り付け用の孔がφ3.5mmなので3x10mmのユニクロの木ねじ(ナベ)を使いました。鉄素地が使いたかったんですが見当たらずユニクロにしました。
この辺が中心かなと言うところに適当にねじ止めしました。微妙にずれたと思ってはかったところ左右で1.5mm差がありました。センターの誤差は0.75mm程です。ざっとやった割にはまずまずです。
これをクランプで机の天板の縁に取り付けるんですが、ナットが邪魔でクランプが嵌りません。仕方ないのでナットを外してボルトのみでクランプする事にします。ボルトの先端の圧迫でテーブルの天板がめりめり言ってますが何とか固定できました。
完成と言う事で
これで問題無いかと思ったらやっぱりデスクライトを動かすとぐらつきます。元々デスクライトのクランプが少しぐらつくのでそれかと思ったら机の天板との間でぐらついてます。
ボルトだけでの固定と言うのも一因だと思いますが今まで天板がしなって逃がしていた力がダイレクトにかかってくるんでしょう。
せめてナットを嵌めた方が良いと思い無理やりねじ込んだところ、少し落ち着きました。更にナットを増し締めしようとスパナを探したところ対応する17mmのスパナがありません。手持ちのモンキースパナは厚くて入りませんでした。なので薄いスパナをヨドバシで注文しておきました。
ひとまず使用するにあたって問題は無いのでこれで完成と言う事で。
ナットを増し閉めしたところ大分安定しました。