ネット接続環境をIPv6 + IPoEに移行しました。
昨晩ルーターのNVR510のファームウェアを最新のRev.15.01.18に更新したところ接続状況が著しく悪化し、切断が頻発するようになってしまいました。ロールバックしようとしても方法がわからず、そもそも時々不安定になったりもしていたのでIPv6 + IPoEなら改善するかもと申し込んでみました。
ISPはBB.exciteを利用していてBB.exciteコネクト IPoE接続プランに移行するだけです。接続料金が月額500円から700円へと4割増しです。申し込み後20分足らずで使えるようになりました。
接続設定が不要との事で確かにIPv6は設定せずに使えるようです。ただIPoEは使えず取り合えず従来のIPv4 PPPoEと併用して情報収集です。
ルーターでIPv4 over IPv6 トンネル
の設定をしてもダメでした。結論から言うとここではBB.exciteのIPoEであるDS-Lite(transix)は設定できないようです。それに気づかず設定を消去したり初期化したりして何度か試して無駄な時間を過ごしました。そして夜が明けそうなので寝ました。
朝になってみると不安定だったIPv4 PPPoEが安定していました。たまたまファームウェア更新と回線が不安定になったタイミングが同時だっただけっぽいです。とは言え併用だと月額500 + 700円と高額な接続料になってしまいます。IPoE必須です。
色々調べてみるとDS-Liteの設定はGUIの設定画面からは無理でコマンドを直接叩かないといけないと言う話です。GUIからV6プラスってのを選んだらMAP-Eと言う方式になってましたし、主流じゃないのかな… と言う事で言われるがまま一連のコマンドを流し込んでみたんですが結局IPoEは使えません。
色々いじっているうちにわかった事は、IPoEのトンネル設定はVPNの拠点間接続で設定すると言う事。接続設定はやはり不要である事。実は接続設定不要は今気づいたので、接続設定を作った状態で作業していました。
DS-LiteのIPoEのトンネル設定はVPNの拠点間接続でIPIPを選択します。接続先のホスト
にgw.transix.jpを指定し、IPIPトンネルを使用するインターフェース
は指定しない、IPIPキープアライブ
は使用しない、たったこれだけです。経路
はデフォルト経路にしました。
これでIPv6 + IPoEが利用できるようになりましたがSTATUSランプが点灯し障害の発生を知らせています。接続はなんとも無さそうだけど…
Keepalive ID : 1と言うエラーでKeepaliveに応答がないとかそんな感じです。no ip keepalive 1と言うコマンドを叩けばKeepaliveが無効になるのでこれで解決。接続設定が無ければこのエラーも出なかったかも。
そうそう、いじくり倒しているうちにひかり電話が使えなくなってたので再設定。普通に設定画面から設定したら使えるようになりました。一通り問題なさそうなのでPPPoEは解約しました。