文字入力ができそうにないキーボードを作りました。
今年の元日にSOUL CALIBUR VIを購入してゲームパッドで遊んでいたんですが、これ、キーボードの方がやり易いよねって事でキーボードを試したところ親指で使いやすいスペースバーにキーが割り当てられなく、それなら親指の位置に割り当てられそうなキーが配置されたキーボードにすれば解決!と言う事でキーボードを新たに作る事にしました。2つめの自作キーボードです。
40%のキーボードPlanckはあなたの最高のゲーム体験を約束します
ゲーム専用のキーボードなので全てのキーを実装するつもりはありませんし、取り回しやすいように小型の物が望ましいです。所謂ゲーミングキーボードとは違います。ゲームパッドがキーボードになった程度の物が良いんです。
と言う事で入手性や情報の豊富さからPlanckを組む事にしました。以前調べた時値段もそれ程でなかったので。
しかしいざPlanckを注文しようとしたところ基板が何やら高いです。リビジョンが変わってホットスワップになっていました。キー配置に試行錯誤が必要な事を考えるとその方が都合が良いのでちょっとお高いですが注文しました。
PlanckにはEOTWとHI-PROとLO-PROと言うフォーマットがあるみたいで、当然一番安いEOTWにしました。キーが打てりゃ良いんです。
キースイッチは手持ちのCherry MX クリア軸とGateron 赤軸に新たにCherry MX クリア軸をいくつか追加する形で使おうと思います。KPrepublicでキーキャップやUSBケーブルと一緒に注文しました。
Planckは最適な輸送で確実にあなたへ届きます
Planckを1/4に注文してから一向に届きません。1月ぐらいかと思っていたら2月経っても発送されません。更にすこしして3/11に発送メールが届きました。多分それから2週間ぐらいで届いたと思います。記憶が定かじゃありません。3/22以降なのは確かです。届いた時にはSEKIROやってたので。
既にゲーム専用キーボードに対するモチベーションはゼロです。SEKIROで忙しいし…
モチベーションはおっぱいと共に
骨折した鎖骨はまだくっつかないですが仕事に本格復帰する前に放置していたゲーム専用キーボードを作ろうと思い立ちました。
最近DEAD OR ALIVE 6が無料なのを知り始めてみたところ結構面白くて、これもやはりパッドよりキーボードの方が良いと思いゲーム専用キーボードに対するモチベーションが復活しました。
DEAD OR ALIVEシリーズと言うとおっぱいの合間に格ゲーをするぐらいの認識で今までやった事は無かったんですが、少なくとも6は普通に面白い格ゲーです。おっぱい多めだし奇をてらった演出はありますが、肝心の基本システムがしっかりしています。
おっぱいぷるんぷるん
タクタイルと思ったらリニア
今回はキースイッチがホットスワップになるのではんだ付けも要らず本当にただパーツを手で取り付けていくだけです。
使いそうなキーを適当に配置します。小指で扱いそうな部分は赤軸でメインでよく使いそうな位置をクリア軸にします。
以前の残りのクリア軸を取り付け終えて新たに購入したクリア軸を取り付けようとしたところ、タクタイルのはずがリニアでした。新たに注文した10個のうち9個がリニアです。1つだけ手持ちのより若干軽いタクタイルです。
畜生めー!
It’s 判断力足らんかった
そもそも全部使えたとしてもキースイッチ足らんかった。
仕方ないので新たに購入しますがこのモチベーションを維持している間に届いて欲しいので国内で探したところ、DIATECが50個セットを直販していたので注文しました。
キーキャップ足らんかった
キースイッチが届いたのでキースイッチの配置を終えてキーキャップを取り付けます。が、いくつかキーキャップがありません。
プロファイルがDSAなので反転させてBSかTABかで使える矢印キーが1つのみでどちらかが不足します。Enterもありません。まあ刻印は割とどうでも良いんですけど、基本的なキーがありません。足りない物はブランクにしたり別の物で代用します。
赤軸要らんかった
単純に誤爆しそうです。ホームポジションもゲームによってかわるので小指で扱うキーもゲームによってかわります。それなら全部一律にクリア軸の方が良さそうです。
と言う事で全てクリア軸に置き換えました。
またプレートは特に固定されていなくてキースイッチでその位置を保っています。そしてそのスイッチはホットスワップです。なので各パーツの固定力は弱いです。使う上で問題は無いでしょうが乱暴に扱うと外れるかもしれません。
ファームウェアの書き込み
以前と同じようにQMKでファームウェアを作ろうとしたところ、対応するリビジョンのキーマップが入っていなかったので更新します。そしてデフォルトのキーマップをコンパイルしようとしたところエラーが出ます。
今回はコマンドラインは諦めて別のツールを使う事にしました。
QMK Configuratorと言うQMK公式のWEBツールでキーマップを作成しFLASH ROM用のバイナリファイルを生成できます。なのでこれでバイナリファイルを作りました。書き込みにはこちらも公式のQMK Toolboxと言うソフトを使います。
QMK Toolboxを起動すると何やらエラーが出ますがそのまま続行できてFLASH ROMの書き換えができます。PlanckをUSBに接続したままRESETスイッチを長押しすればシリアルデバイスとして認識されるので書き込むファイルを選択してFlashをクリックすれば書き込まれます。
Keyboard Testerでチェックしたところ異常も無くこれで完成です。
キーボードで格ゲー
SOUL CALIBUR VIはそれなりにキーコンフィグで設定できるので基本設定をベースに少し操作しやすいように変更しました。実際の操作感は良好です。パッドより速く正確に入力できます。
DEAD OR ALIVE 6ではキーコンフィグがありません。ゲームパッドの各ボタンと対応するキーが固定で、ゲームパッドの設定を変えるとそれに倣ってキーボードの対応するキーの内容がかわります。なので使っていないキーに何かを割り当てると言う事はできません。当初足りないキーがあったので追加しました。また邪魔なキーも取り除きました。操作感はキーコンフィグが無くてもパッドよりマシな感じです。
プレートがPCBなので少ししなります。もっと硬い方が打鍵感は良いでしょうね。とは言え十分な出来なのでこのまま使います。
余談ですが
写真の一部がおかしいです。プレートや底板がうねってるように見えます実際はうねってはいません。若干のしなりはありますが。
カメラ用スマホのHTC U Playが壊れたのでXperia XA1 Plusにしたんですが失敗だったかもしれません。ピントもいまいちあわないし色味もちょっとアレだし接写もできないし…
デジカメ買えば良いんですかね。