シャツに付属していたカラーステイが心許ないので水牛の角製のカラーステイを購入しました。
カラーステイとは取り外しできるシャツの襟の芯の事です。他にもカラーキーパーと言う呼称が一般的なようです。カラースティフナー(Collar Stiffeners)と言う少しマニアックな呼称もあります。
このカラーステイは襟の形をピンとさせたり襟の浮き上がりを防ぐために使用するものです。最近は芯を内臓させてカラーステイが不要な物が多いので見た事が無い人も多いと思います。かく言う私も十数年ぶりぐらいに見ました。
現在着用しているシャツにはプラスチック製の薄い物が付属していて大抵はそんなもんだと思います。私のシャツの場合は0.5mm厚の物で存在感が無さ過ぎて洗濯の際外し忘れたりそもそも機能面で心許ないです。
と言う事でもっとちゃんとしたカラーステイが欲しくなり水牛の角製の物の購入に至りました。
ネットで探すとステンレスの物は沢山見かけますが金属製は嫌だったのでそれ以外で思いつくのはセルロースアセテート、ベッコウ、貝、水牛の角ぐらいでして。ベッコウや貝は価格的に論外、セルロースアセテートは存在しないのか見つけられず、何とか水牛の角製の物を見つけた次第です。
私のシャツの襟はスプレッドカラーなのでレギュラーカラーに比べてカラーステイの入るスペースは短いです。付属の物が5.7cmだったのでそれに近い5.8cmの物にしました。
重量は3セット6本で6.6gなので1本あたり1.1gぐらいで厚みは2mm前後です。若干反っている物もありますがそれはそれで襟の形を良い感じにしてくれます。*1
プラスチック板を型で抜いた付属品と比べると縁も滑らかで装着もスムーズで付属品から大分グレードアップしました。1セット約1,000円とお値段もそれなりにしますしね。